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#番外2 予備校講師の予習

2010年にNHK「ディープピープル」で放送された「予備校講師」特集。駿台の竹岡広信先生(英語)、河合塾の大竹真一先生(数学)、東進の板野博行先生(現代文・古文)が鼎談を行いました。幸い本でも出ています。
https://www.amazon.co.jp/ディープピープル-赤-NHK「ディープピープル」制作班/dp/4062168758

その中での竹岡広信先生の話は実に衝撃的なものでした。
予備校講師の授業の予習に関して、
「僕はここ数年で劇的に変化をして、今は基本的に生徒に解かせたものを採点して、その採点したものをベースに板書をつくって(中略)生徒の答案採点を全部してしまって、それをモニターしながら、コケるところが大体出尽くした段階で板書をつくってしまう。そうすると非常に予習が楽になったというかね、授業運びがすごい早くなりましたね。」
「実はここ数年の話なんですけど、教え方は随分と変わってしまった。」
「ある程度、コケるところはここだろうとというところを、生徒の顔を見ながら探ってやっていたんですけどー実際採点をしてみると、年々、生徒と差ができてきて……。「こんなところを間違っているんだ」っていうのがあって。だから最近、趣味は採点(笑)」

「趣味は採点」というあたりワーカホリックですね(笑)とはいっても、駿台の上位生中心に教えていらっしゃる先生ですから、生徒の間違いといっても、なかなか高度なものなのでは?と思ったら、

「どっからこんな間違いしたんだろうということもありますし。なんで「ハウス」を「病院」って訳すんやろうとか」

これを聞いて、こういう大先生が教えている生徒も自分が教えている生徒も同じではないか、自分も竹岡先生を見習って事前に採点をしようと思い立って、何もできないまま何年か経ちました。
前日までに提出させるのが難しい点、前日に授業がなく、通り道でない生徒がわざわざ提出しにくるだろうか?ただでさえ忙しいのに、ここに採点業務が入って果たして他の業務に支障がないだろうか?などなど。

が、昨年度より覚悟を決めて始めました。FAX、勤務校公式メールアドレスの発行、さらにはスマホでできるスキャンアプリの発見などにより障害はほぼなくなったと言っていいと思います。

今年度からは文法の授業でも採点を始めました。

この番組での竹岡先生の発言がなければこうはならなかったと思います。
さて、では今から今日の授業の採点を始めます(笑)



by studentsmistake | 2019-08-14 09:02 | 番外 | Comments(0)

現役予備校の英語講師が日々生徒の添削から感じたり学んだりしていることを取り上げます。


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